投資か繰り上げ返済か

 住宅ローンを検討している、あるいは既に住宅ローンを組んでいる人は、「繰り上げ返済」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

アメリカではトランプ氏が大統領選に勝利し、「トランプ効果」と言われる株価の上昇が起きています。「株価も上がってきたし、投資するのと、住宅ローンの繰り上げ返済をするのと、どちらが得だろう」と考えたことはありませんか。

 投資が「現在あるお金を使わずに、将来増える(かもしれない)金銭価値を得る」行為に対し、住宅ローンの繰り上げ返済は、「将来支払う予定だったお金を、今、支払う」という行為になります。

 つまり、住宅ローンの繰り上げ返済は「将来払う予定だったお金(元本)を減らす」ことで、将来支払う予定だった利子を払わなくても良くなるとともに、「将来病気になったり、失業して、住宅ローンを支払えなくなる不安を減らす」という効果があります。

 加えて、投資は元本割れするリスクがあるのに対し、繰り上げ返済は元本割れするリスクはありません。

 景気が良くなってくると、つい投資を思い浮かべますが、繰り上げ返済という選択肢も是非考えてみましょう。